意外と不調になりやすい春 自分で自分をケアしよう
桜の花が咲き誇り、ぽかぽか陽気で過ごしやすい春がやってきましたね。
新生活が始まり、心がドキドキでいっぱいなこともあってか、ちょっとした心身の不調を感じたり、ふと気持ちが落ち込み気味になったり、「なんだかスッキリしない…」といったような声も耳にしたりします。
今のような季節の変わり目は、どうやら自律神経のバランスが崩れやすくなることから、気分の上がり下がりが発生しやすいといわれています。
そんな気分の浮き沈みの緩和に向けて、自分で自分を上手にケアする『セルフケア』をいくつかご紹介させていただきます。
◆手を使って身体をなでたり、トントンしたりする
ご自分の手を使って、身体のどこかを優しくなでたり、トントンと軽くタッチしていきます。
頭や首、肩、鎖骨回りやお腹のあたり、太ももや膝などどこでも構いません。
目を閉じて、自分の手の重みや温かさなど、タッチによる優しい刺激を身体で感じていきます。
「1、2、3、4…」と数を数えながらすることで、心身の苦しさが和らいでいきます。
◆身体の一部に力を込めてから、その力をふっと抜く(筋弛緩法)
両手の拳を力強くギューッと握りしめて、3つ数えてからパッと手を開き、力が抜けた感覚をあじわいます。
その他の力をこめる方法
・両肩をギューッと上に持ち上げる
・両手を胸の前で合わせて左右の手のひらでギューッと押し合う
・両目をギューッとつぶる など
◆大きな布やストール、毛布に包まれる
座った状態で布を頭や肩にかけたり、毛布の中にもぐりこみ、その中で身体を丸めます。
何かやわらかくて大きなものに包まれると、安心し落ち着くことができます。
これらのワークをいくつか繰り返し続け、「ひとまず落ち着く」「ひとまず我に返る」というスキルを身に着けていくと、少し気持ちが和らぐ効果があるようです。
どれも簡単にできますので、ぜひお子様と一緒に試してみてください。
いかがですか?
実感できましたでしょうか?
(参考文献:『セルフケアの道具箱』伊藤絵美著)
<担当:伊東>
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